バチェラー・ジャパンとは
女20×男1の恋愛ドキュメンタリー
バチェラーは、とんでもない番組です。女20人、男1人という極限の状態で、繰り広げられる恋愛を捉えたドキュメンタリー番組です。
2018年6月29日に最終話が公開され、シーズン2も終わりを迎えました。
この番組の面白さを3行で表すと、
- 女同士のバチバチの争い
- 男(バチェラー)も20人の女性を相手にするので、必死
- 超豪華なデート
かなと思います。
20人の女性は同じ建物に閉じ込められ、バチェラーと呼ばれるイケメン・高収入・運動神経抜群の独身男性が、1人もしくは複数人の女性をデートに連れ出していきます。
女性はデートに誘われなければ、1日中建物に閉じ込められていることもあります。
今回は、そんな究極の番組『バチェラー・ジャパン2』を題材に、素敵な男性に選ばれるテクニックを学んでいきたいなと思います。
なぜバチェラーが恋愛の勉強になるのか
バチェラーの環境は社会の縮図
バチェラーでは、21人しかいない世界で、非常にモテる男性1人と女性が20人で恋愛に向き合います。
現在の世界の文化では、一夫一妻制が主流ですが、実は人間の全文化のうち、84%ほどが一夫多妻制です。
人間に近いと言われている、ゴリラやチンパンジーなどの霊長類も、オスはメスを巡って激しい争いをしています。
このバチェラーと呼ばれる男性は、審査によって選ばれた(争いを勝ち抜いた)生物学的に優秀な(モテる)方が選ばれています。
生物学的には、一夫多妻制の文化が主流なので、バチェラーを20人の女性が奪い合うという構図も成立します。
ちなみに、これが逆だと番組として成り立ちません。(最初から諦める男性が現れ、戦いに参加しない)
女性側は、誰でも選べる状況に置かれているバチェラーからなんとしても振り向いてもらわなければいけません。
しかも、20人の女性は同じ建物にいるのですから、女性同士はバチバチですし、差別化を図り、バチェラーから選ばれるように奮闘します。
バチェラーでは、極限の環境で、20人から結婚相手となる、たった一人の女性が選ばれます。ここに素敵な男性から選ばれるためのヒントが山のように隠されているのです。
ちなみに、このブログの筆者は、大学で恋愛の研究をしているので、その研究も踏まえながら、選ばれるテクニックを第一印象編・初期編・中期編・後期編・キメ編の構成で紐解いていきたいと思います。
バチェラー2のあらすじ
女性が絞られていく過程
ローズセレモニーと呼ばれる、バチェラーが残って欲しい女性に対してバラを渡す儀式が全部で10回あります。
- 第1回:20人→15人
- 第2回:15人→13人
- 第3回:13人→11人
- 第4回:11人→9人
- 第5回:9人→7人
- 第6回:7人→5人
- 第7回:5人→4人
- 第8回:4人→3人
- 第9回:3人→2人
- 第10回:2人→1人
というような形で、徐々に絞られていきます。
ここで注目するべきは、第1回です。
第1回は、バチェラーとカクテルパーティで話せた一部の女性(6,7人程度)以外は、初対面の挨拶を除き、ほとんど話せないままローズセレモニーを迎えます。
大変酷な番組ですよね・・・
ですが、現実でも、第一印象だけで、恋愛対象かどうかを判断されるという現象は、ごく当たり前に起きていることなのです。
第一印象が勝負
バチェラーの最初のローズセレモニーでは、初対面の3分で勝負がついていました。
面白いくらいに、20人それぞれの第一印象が違うので、是非映像を見てみてくださいね!
現実世界でも、第一印象で恋愛対象から省かれてしまっては、中身がどんなに良かったとしても恋愛に発展する可能性が閉ざされてしまいます。
恋愛対象に入るか入らないかが決まるのが第一印象です。
だから、恋愛を成就させる上で一番大切なのが、第一印象なのです。
第一印象ランキング
ベスト3
第1位
まりのちゃん(岡田茉里乃さん)
総合評価:100点
- 可愛さor美しさ:◎
- 共通点:◎
- 違和感:◎
- 好感度:◎
- 好奇心くすぐられ度:○
所感
ここまで完璧な第一印象の植え付けは見たことがありません。
どの要素を取っても最強です。
どんな女性にも紳士なバチェラーですが、まりのちゃんのときの目の輝きは違いました。
この第一印象が功を奏し、第一印象が最も良かった女性に送る「ファーストインプレッション・ローズ」をカクテルパーティ中にもらっていましたね。
ドレスにバスケという違和感抜群の登場からの、たどたどしいドリブル。可愛すぎます。
違和感があると、大変印象に残ります。
ワースト3には、違和感がマイナスに働いている女性もいるのですが、まりのちゃんは大変良い例だと思います。
万人受けするので、難易度は非常に高いですが、ここを目指せば間違いないです。
第2位
あずあず(野田あず沙さん)
総合評価:92点
- 可愛さor美しさ:◎
- 共通点:×
- 違和感:△
- 好感度:◎
- 好奇心くすぐられ度:○
所感
バチェラー2をかき回してくれたあずあずですが、第一印象は大変良いです。笑
アナウンサーにも劣らない、丁寧な言葉づかいと、ハキハキとした発声です。
プロ野球のチアリーダー経験を活かし、褒めるという特技をアピールしていました。
褒め方も非常に良く、「バチェラーに出演出来るということは、世界で最も勇気のある男性」という褒め方をしていました。
外見でモテているはずのバチェラーは、「中身をよく見てくれているこの言葉は、嬉しかった。」とコメントを残していました。
上記が非常にポイントが高いのに加えて、プロ野球のチアリーダーというのも、好奇心をくすぐるワードでした。
共通点と違和感については特になかったですね。
1位のまりのちゃんが完璧すぎますが、あずあずの例も大変良かったです。
第3位
若様(若尾綾香さん)
総合評価:87点
- 可愛さor美しさ:◎
- 共通点:×
- 違和感:×
- 好感度:◎
- 好奇心くすぐられ度:○
所感
第3位は、自信家の若様です。
バチェラーは、「ミス・ユニバースに出ているような美人」と評価していました。
見た目だけでなく、中身の美しさも感じさせる立ち振舞やオーラをまとっています。
特技も書道ということで、”ありがとう”と書いて”喜”となる作品をプレゼントしていました。
中身もしっかりしているというアピールになり、非常に良かったと思います。
見た目・立ち振舞・特技を総合すると、深みを感じさせてくれるアピールになっているのではないかと思います。
バチェラーも、「もっと知りたいと思った」とコメントを残しており、もっと知りたいと思わせる、良く計算された第一印象だったと思います。
ワースト3
1位
西村由花さん
総合評価:-100点
- 可愛さor美しさ:×
- 共通点:×
- 違和感:×
- 好感度:×
- 好奇心くすぐられ度:×
所感
ワースト1位は西村さんです。
彼女は、バチェラー・ジャパンの公式Twitterでも、求愛ダンスなどと宣伝広告に使われていました。
彼女は、初対面のバチェラーに対し、求愛ダンスを披露したのです。
ダンスも大変下品ですし、初対面の人から求愛されるって男性からしてもキモいです。
バチェラーのコメントは「勇気のある人だな、と思った」の一言でした。
2位
福良真莉果さん
総合評価:0点
- 可愛さor美しさ:△
- 共通点:×
- 違和感:×
- 好感度:×
- 好奇心くすぐられ度:×
所感
福良さんは、最初からテンション全開でハグしていました。
悪気はないので、実際はそこまで嫌な気持ちはしないです。
初対面で距離感が近すぎる気がしますが、バチェラー自身のパーソナルスペースが狭い、というのに助けられている部分が大きいでしょう。
ただし、あの距離感は、多くの男性からアウト判定を食らいます。
3位
上野彩さん
総合評価:非常に短時間しか映っていないため判断つかず
- 可愛さor美しさ:○
- 共通点:×
- 違和感:×
- 好感度:△
- 好奇心くすぐられ度:×
所感
他にもカットされていた女性がいたので、判断に迷いましたが、この絵面で第3位にランクイン。
初対面で、特技を披露するのはいいですが、柔軟をされても全く好奇心が刺激されません。
柔軟は見た目以上のものが無いので、深みを感じさせる特技ではないのです。
この特技を見せるのであれば、普通に笑顔で会話している方が良いです。
結論
ウケのいい第一印象とは
評価で挙げている、
- 可愛さor美しさ
- 共通点
- 違和感
- 好感度
- 好奇心をくすぐる
以上の項目のポイントを押さえると大変良い第一印象になります。
それぞれ、抑えると良い理由があります。
可愛さor美しさ
男性は女性を見た目で判断します。
男性は女性に対し、若さを求めます。若いほうが生殖能力が高いからです。
若さが一番表れるのが見た目なので、男性は見た目を重要視しています。
守ってあげたくなる・近くにいたくなるような可愛さか、自分のステータスが上がる美しさを持った女性を男性は選びたがります。
見た目は仕方ない部分もありますが、諦めないでください!
メイクやファッション・筋トレなど、自分の見た目を磨くというのは、裏を返せば、万人に効果があるということなのです。
モデルの若様でも、見た目は常に磨いています。今見た目に自信がない人も、少しずつで良いので、見た目が良くなるよう、気を使うことで、男性からの人気が上がります!
共通点
共通点は、一気に距離が縮まります。
共通点があれば、その項目において、仲間意識が芽生えるからです。
初対面だからこそ、共通点を見つけたらちゃんと相手に伝えてあげましょう。
違和感
違和感があると、印象に残ります。
ただ、マイナスに働く場合もあり、難易度が高いので、あえてチャレンジする必要は無いかもしれません。
今回、違和感がうまく出ていたのは、
- まりのちゃん:ドレス×バスケ
- あんきら:言葉遣いが独特
- 岩永さん:いきなりワイングラスを持って登場
- 長野さん:他がドレスの中、一人着物を着る
でした。
他の項目が抑えられていて、狙えるようだったら狙ってみましょう。
好感度
第一印象では最も大切です。
表情・仕草・オーラ・言葉などを意識し、普段から好感度の高い印象を与えられるようになりましょう。
好奇心をくすぐる
ローズセレモニーで選ばれるために、最も必要なのはどれだけ好奇心をくすぐれたか、だと思います。
興味を引けるような、相手の趣味や、自分が持っていて他の人が持っていない珍しい話題などを出して相手の好奇心をくすぐれるようになりましょう。
さいごに
最後までご覧頂きありがとうございます!
バチェラー・ジャパン2に学ぶ!素敵な男性から選ばれるテクニック〜第一印象編〜
はいかがだったでしょうか?
みなさんも、第一印象を意識して、まず恋愛対象に入れるようになりましょう!
次回は、初期の距離の詰め方を書いていきたいと思います!